ご挨拶

基本的には個人が自転車について語る自転車ブログです。私も趣味で自転車に乗っているのですが、趣味の自転車ブログは既にたくさんあります。そこで、日々の自転車生活の日記ではなく、ふだん感じていること、個人的な思いを中心に、自転車の話題をさまざまな角度から取り上げてみようと思います。

たかが自転車と思われる人も多いでしょうけど、知られざるその楽しさや有効性をもっと多くの人に知って欲しいですし、興味のない方にも「自転車って、もっと面白いかもしれないぞ」「ちょっと乗ってみようかな」と思ってもらえたら、と考えています。乗っている人には、いっしょに考えてもらえたら幸いです。

自転車は身近な存在ですが、多くの人にとっては、ただ駅までの交通手段というだけです。特殊な日本の交通事情や自転車市場のせいで、人々は「ママチャリ」という名の重くて遅い自転車が当たり前だと思っています。往々にして安価で、盗まれても撤去移動されても、また新しく買えばいいだけの使い捨ての道具になっています。

ママチャリに乗るのが悪いと言うのではありません。しかし本当の自転車、ロードバイクをはじめとするスポーツバイクに乗った人は、そのあまりの速さと楽しさと快適さに目からウロコが落ちるでしょう。そんな自転車に目覚めた人、趣味で自転車に乗っている人が、身近に1人や2人いるのではないでしょうか。

別に私は自転車屋でも何でもありません。私も単なる趣味ですし、お節介な話ですが、もっと多くの人に自転車の本来の楽しさに気づいて欲しいなと考えています。なぜなら、多くの人が真の自転車に目覚めて活用し始めれば、自転車をめぐる環境も改善され、マナーも向上し、より自転車に乗りやすい街の実現も期待できるからです。

本来、自転車は車道を通ると決められていますが、多くの人は歩道を走るものだと思っています。そのため、車道では厄介者のように見られ、歩道では邪魔者扱いされることも少なくありません。自転車とそれを取り巻く環境への理解が深まり、改善されていけばいいなと思います。

自転車専用レーンをもっと整備すべきだとも考えています。車道を走行するサイクリストの中には、自転車レーンなんて要らないと考える方もあるでしょう。しかし欧米の自転車先進都市を見ると、レーンがあることで歩行者が安全になるばかりか、自転車走行の秩序が保たれ、自転車に乗る人の危険も大幅に減る形になっています。

日本では、クルマとだけでなく、歩道での自転車と歩行者との事故が増えています。クルマは車道、歩行者は歩道、日本に8千万台もある自転車にも自転車道がもっと整備されてもいいでしょう。自転車道によって、一般の人の多くが安全快適に街を走行できるようになれば、結果としてもっと有効に活用されるようにもなるはずです。

特に都市部での渋滞を考えたら、自転車はクルマよりよっぽど速い交通手段です。日本でも多くの識者が指摘していますが、自転車は実用的な都市交通なのです。ヨーロッパをはじめとする世界中で、真剣に自転車が見直され始めています。このことは、自転車に対する考え方の違いから日本ではあまり理解されていません。

自転車の活用によって、都市部の交通渋滞や排気ガスによる大気汚染、温暖化ガス、クルマの排熱によるヒートアイランド現象などの問題も改善するでしょう。原油価格の高騰や省エネルギーの観点から言っても、特にこれからの時代、持続可能な循環型社会を実現するためにも、環境にやさしい自転車の活用を図るべきです。

自転車に乗り始めた人は誰でも実感すると思いますが、人々の健康にも大きく貢献します。生活習慣病はもちろんですが、高齢化社会に向かって、自転車が健康で長生きするためにも効果があることが、既にわかってきています。適度に運動し健康的で文化的な生活を送りたいと願う人は多いはずです。

環境に負担をかけない暮らしをしたいという価値観の変化も、人々の間に起きています。環境のためにも自らの健康のためにも、クルマはなるべく控えて「自転車を選ぶという道」があります。そんなスタイルや考え方に共感する人も徐々に増えているようです。もちろん純粋に楽しいからというのもあります。

趣味として追求する「自転車の道」、都市のインフラとしての「自転車道」、そして生活スタイルとして「自転車を選ぶという道」。世界が自転車への道を歩んでいる。そんな意味も含めて、このブログを「サイクルロード」としました。少しでも自転車を見直す人が増え、より良い自転車社会の実現へ僅かでも貢献できたら嬉しく思います。

などと偉そうなことを書きましたが、個人の趣味、独断と偏見で勝手なことを書いているだけです。千里の道も一歩から、の思いでコツコツ更新しています。固いことは抜きにして、雑談のネタにでもしていただければ幸いです。もしよろしければ読んでみてください。(CYCLEROAD)

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